「あれ」談
「それは私が気持ちよく歩いていた時のことでした。
高い声で悲鳴が聞こえてきたと思うと、突然上から
万魔殿を守っているはずの魔槍が降ってきました。
私はそれを何とか避け、二階に上がりました。
すると、女の子の方から轟音が聞こえてきました。
その女の子はサブマシンガンを両脇に抱え、壁に向かって、
さっき私がいた所に向かって撃っていました。
そしてそれが終わると、女の子はどこからともなく槍と剣を出しました。長さが2mはあるような剣が半分の長さになっていました。
槍も同じように・・・・。
女の子は中庭にあった岩を壁に向かって投げました。
するとドワーフが持っているバトルハンマーを床に向かって轟音と振動と共に叩きつけました。
すると女の子はとどめにスプレーを50缶ほど吹き付けていました。」
にゃーにゃーがあれから聞き、アレクがにゃーにゃーから、そしてレーベンに伝わった。