バージョン2系列での主な新機能・変更点

1. 記事への画像添付機能

以前より要望のあった機能です。メールに画像を添付するように、記事の編集画面から気軽に画像をアップロードすることができます。

記事に添付された画像は、リソースディレクトリ(標準では ./res/ )の中に名前を変更された状態で保存され、 記事本文の前に自動で表示されるようになります(携帯電話の写メールをイメージしてください)。 この機能により、blog上でイラストや写真などを公開するのが、今までよりも簡単になるでしょう。

2. メニュー編集機能

「メニュー定義ファイル」を書き換えることにより、blogのメニューを今までよりも細かく編集することができるようになりました。 詳しくは、メニュー定義ファイルの編集をご覧ください。

3. メール通知機能

sendmailというツールが組み込まれているサーバーでのみ有効な機能です。 管理者メニューから設定することにより、記事へのコメントやひとことメッセージの送信があったときに、メールで通知させることができます(携帯電話もOK)。

4. HTMLカスタマイズ

出力されるHTML文書の中(head要素の中や記事部末尾など)に、任意のHTML片を挿入することができます。 アクセス解析用スクリプトを呼び出したいときや、任意のスタイルシートを使いたいときなどに便利な機能です。

5. インポート&エクスポート機能

blog内の記事データを、MovableType互換のテキストファイル形式や、Pinky:blog独自の保存形式で出力することができます。 これによりバックアップや他blogツールへの移行、あるいは他blogツールからの移行が便利になりました。

そのほか

  • 投稿されたコメントの編集・削除ができるようになりました。
  • blogのコメント機能を無効化できるようになりました。
  • 今までは変更できなかった記事の作成・更新日時を、管理者メニューから一括変更できるようになりました。
  • 記事一覧などでのページ切り替え方式が変更になり、「Page1 - Page2 - Page3 - …」という表示に変わりました。
  • スナップショット時、特定の月に作成された記事や、特定のタグがついた記事だけに限定して出力できるようになりました。
  • feedディレクトリの位置を変更しました(resディレクトリの下、res/feed に移動)。
  • 「recent entries」やトップページで、記事のタグを簡易表示するようになりました。
  • 「recent entries」で記事を表示したとき、記事の末尾に更新日付や作成日付を表示させられるようになりました。
  • ソースコードの全面的な見直し(リファクタリング)に伴って、いろいろと内部的・技術的な変更があります。が、普通にツールを利用するだけであれば、あまり関係はないでしょう。
  • 今まで曖昧だったライセンス(利用条件)を明確にし、条文のコピーなどいくつかの文書を同梱しました(_doc ディレクトリ以下に入っています)。