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開発版について

バージョン番号の付け方にも書いてある通り、Pinky:blogでは現安定版(ver1.00~)と別系統のリリースとして、開発版(ver1.50~)を制作・公開しています。 開発版には、今までになかったような大きな変更が含まれており、「バグが多くて不安定でもいいから新機能をいち早く試してみたい!」と考える人にオススメです。

開発版の動作サンプルも公開しています。


開発版 “candy” ダウンロード

ダウンロードする前に、このページ下の「開発版での注意点」をよくお読みください。

通常版・最新リリース

  • ver1.51~1.62からver1.70以降へのバージョンアップについての注意点があります。「開発版での注意点」をお読みください

Windows実行ファイル版・最新リリース

旧リリース


開発版での主な新機能・変更点

1. 記事への画像添付機能

以前より要望のあった機能です。メールに画像を添付するように、記事の編集画面から気軽に画像をアップロードすることができます。

記事に添付された画像は、リソースディレクトリ(標準では ./res/ )の中に名前を変更された状態で保存され、 記事本文の前に自動で表示されるようになります(携帯電話の写メールをイメージしてください)。 この機能により、blog上でイラストや写真などを公開するのが、今までよりも簡単になるでしょう。

2. メニュー編集機能

「メニュー定義ファイル」を書き換えることにより、blogのメニューを今までよりも細かく編集することができるようになりました。 詳しくは、メニュー定義ファイルの編集をご覧ください。

3. 条件付きGETへの対応

「条件付きGET」という仕組みに対応しました。 これにより、ブラウザは同じページに二回以上アクセスしたときに(ページの内容に変更がなければ)htmlを取得しないようになるため、 一般的なサーバーのほとんどで軽量化と帯域の節約が期待できます。

(2008年10月26日追記)Pinky:blog 1.70より条件付きGETへの対応を中止しています。理由については更新履歴をご覧ください。

なお、条件付きGETの仕組みについては、以下のページに詳しく書かれています。

4. メール通知機能

sendmailというツールが組み込まれているサーバーでのみ有効な機能です。 管理者メニューから設定することにより、記事へのコメントやひとことメッセージの送信があったときに、メールで通知させることができます(携帯電話もOK)。

5. HTMLカスタマイズ

出力されるHTML文書の中(head要素の中や記事部末尾など)に、任意のHTML片を挿入することができます。 アクセス解析用スクリプトを呼び出したいときや、任意のスタイルシートを使いたいときなどに便利な機能です。

6. インポート&エクスポート機能

blog内の記事データを、MovableType互換のテキストファイル形式で出力したり、逆に他のblogから出力された記事データを読み込んだりすることができます。 バックアップや他blogツールへの移行に便利です。

そのほか

  • ソースコードの全面的な見直し(リファクタリング)に伴って、いろいろと内部的・技術的な変更があります。 が、普通にツールを利用するだけであれば、あまり関係はないでしょう。
  • 今まで曖昧だったライセンス(配布条件)を、ver1.51から明確にしました。そのためにファイルが少し増えています。

開発版での注意点

安定版との互換性について

現行の安定版との互換性は保証しません。開発版を設置したい場合には、なるべく安定版とは別に、新しいblogとして設置するようにしてください。

どうしても開発版にデータを引き継ぎたいという場合には、以下の手順を踏んだ方がいいでしょう。

  1. 開発版パッケージをダウンロード
  2. 展開したファイルをサーバーに設置する
  3. もともと稼働していた安定版から、dataディレクトリとcsstemplateディレクトリの内容を、新しく設置した開発版にコピーする

ver1.51~1.62から、ver1.70~1.80へのバージョンアップについて

バージョンアップ用差分ファイルの中に、新しいCGIファイル(blog.cgi)および設定ファイル(pinkyblog_conf.rb)が含まれています。 この2つのファイルをそのまま上書きすると、一度書き換えたrubyのパスと設定ファイル(ログイン用パスワード含む)の内容が、最初の状態に戻ってしまうことに注意してください。 (記事のデータや、管理者メニューから変えた設定はそのまま引き継ぐことができます)

未実装の機能

現時点の開発版で、以下の機能は未実装です。

  • スナップショットには対応していません。

そのほか注意点

  • res/attached および res/feed ディレクトリは、CGIスクリプトの権限で読み書きできるパーミッションに設定してください。